Kanon 第24話「夢の果ての追複曲 〜Kanon〜」(最終回)

秋子さん。
生きてた、良かった、本当に良かった。
全体としては、さすが京アニと言えるんだけど、ちょっと予定調和すぎるところがある。


つまり、こういう解釈でいいのかな。
この話はあゆの夢であると同時に、7年前に逃げ出した祐一の夢の中でもある。
夢の中なのだから、祐一にとって都合のいい話になる。
だからこそ、祐一の前に現れたあゆは、カチューシャをしていた。
本当は渡してなんかいないのに…
夢の中のあゆは、祐一に3つ目の願いを言う。
「ボクのこと忘れてください」と。
でも、これは訂正され、再度願いを言う。
「祐一くんが、幸せでありますように」
祐一が幸せであるためには、祐一の周りの人間も幸せでなくてはならない。
だから、秋子さんも栞も助かったし、佐祐理も舞も回復が早かった。


栞が話たことが本当だとすると、こういうことになるんだけど。
真琴だけ戻らなかったのは、祐一に本物の真琴さんと引き合わせることができて、満足できたからかな。
唯一不憫なのが、名雪
東映版でも、なにもなかったったって話だし、本当にこの子が不憫でならない。



もっとも、これもそれも全部、CLANNADのあの足蹴り映像が凄すぎて、
全部もって行った気がするのは気のせいじゃないはず。