絶対少年 第18話「十七歳の出会いと絶望」

歩の話によれば、【どっしる】と【しっしん】がおかかババァを連れて来たんじゃなくて、
おかかババァが【どっしる】と【しっしん】を連れて来たってことらしいね。
それって、どういう意味なんだろう。
ネコの嗅覚で歩の家まで来たってことなのかな。
そして、なんの理由があって【どっしる】と【しっしん】を連れて来たのか。


にしても、歩!
あの歩が、あの歩がぁ〜
2年の歳月は、ここまで人を変えるのか!
見知らぬ少女に話しかけ、あまつさえ電話番号まで交換するなんて!
田奈の頃の歩からは、考えられない。


成基を知るために将棋を覚えようとする、りえぞ〜
そのことを、はなさんに話すんだけど、ここのシーンは秀逸。
というか、はなさんの話はいつも素敵すぎます。


成基から電話が掛かって来て、変な人(歩)に会ったことを話すんだけど、
十七歳の誕生日に誰も祝ってくれない寂しさに、ちょっと耐えられなくなってきた希沙。
涙目になり、一旦電話を切る。
その後、電話を掛けなおして、歩と会った時のことの話をすると、
成基が、会った方がいいとアドバイスする。


一方、まっきーと須河原晶の二人も動き出した。


人目のない場所【臨港パーク】で会うことになった歩と希沙。
歩は、希沙が【マテリアルフェアリー】の存在を一人で抱え込まないで、
もっと気楽に付き合おうという感じの話をしたかったんだと思う。
そして、彼女が【マテリアルフェアリー】「ブンちゃん」を持っているように、
自分も持っているんだといって、【どっしる】と【しっしん】を呼び出す。
って、歩の意思で自由に呼べる存在だったのかよ。


二匹の存在を「ブンちゃん」の仲間だと思ったのか、
おともだちを紹介するような感覚で、「ブンちゃん」を【どっしる】と【しっしん】
に対面させると、いきなり「ブンちゃん」が威嚇を始める。
そして、猛スピードで「ブンちゃん」が逃走。
追いかける【どっしる】と【しっしん】
そこへ、まっきーと須河原晶もやってきた。
そして【どっしる】と【しっしん】が「ブンちゃん」に体当たり。
激しい音と光に包まれた後、「ブンちゃん」の破片が落ちてきた。
【どっしる】と【しっしん】の二匹は不明。
たぶん、寒色系の「ブンちゃん」と暖色系の【どっしる】と【しっしん】が、
もともと敵対していた結果だと思うんだけど、
歩と希沙が出会う前に、歩が須河原晶と話をしていたら、
この自体は防げたかもしれない。
そして、上空には、例のモノが。
猛烈に話が展開しだした〜
次週、どうなる!?