ガンダムSEEDデスティニー「PHASE-33 示される世界」

シンがステラの遺体を湖に沈めるんですが、
アレって・・・まぁ、シンってホント子供だからなぁ。
しかも、顔上げた時、憎しみの顔してたってことは、
ステラを殺したキラを憎んでるだろうけど、
そもそも、シンがステラを返さなければ、そんな事にはならなかった訳で、
相変わらずだなぁ。

それとアスランがルナマリアとの会話で、彼女の名前を言うんですが、
何度聞いても「ルタンマリア」に聞こえます。

さて、議長の緊急放送ですが、
映像を見ると、すべて議長の思惑どうりに事が進んでいることがよく判ります。
議長は、デストロイの存在を知っていた。
そしておそらくパイロットについても知っていたとするなら、
シンがステラを返した行為を叱るどころか、喜んだことでしょう。
ならば、お咎めなしというのも、納得できます。
さらに、デストロイの戦闘を撮影していたことから、
その破壊の凄まじさが、どれほどのインパクト（破壊力）を持って、
民衆に写るかも、判っていたはず。
むしろ、それを望んでいた。
そして、民衆の心を掴んだ後、真の敵の正体を暴き、宣戦布告。
議長の望むモノは、ロゴスを倒すことによる世界征服なのだろうか。
この放送を見た限りではまだ、そこまで断言はできない。

次回はミネルバ対アークエンジェルなのだが、
議長にとって、一番「居て欲しくない存在」はロゴスではなく、
アークエンジェルであることは明白。
よって、アークエンジェル＝ロゴスと喧伝することによって、彼らを亡き者とする。
たぶん、こんなシナリオなのではないだろうか。
デストロイ破壊の映像の中、フリーダムが居ないことが、それを証明している。
一緒になって倒しているシーンがあっては、マズイからだ。

と、いっては見たものの、演説内容は正直、感動を覚えるものではないね。
しかし、これをシャアが言っていると思えば違ってくるんだから、まったく。
今後、議長＝枢機卿、シン＝ダースベイダーとして見ていくと、
面白いかもしれない。
もうひとつ、今回のロゴスの立場って、
Zガンダム時代で言えば、アナハイム・エレクトロニクスってことになるね。
リアル世界では、バンダイですが。
「サンライズがもういやだっていってるのに、バンダイが作れっていってるんだ」
そう聞こえてなりません。