女子マラソン

23日の0時から始まったのですが、
観始めたのは1時頃から。
大体20km地点かな。
すでにトップグルーブ10人が形成されていて、
日本人3人と、もちろんイギリスのラドクリフもいました。
それまで、ずっとトップを走っていたラドクリフを抜いて、
大体、25km手前から、野口が仕掛け始める。
こんなに早く?と思って見てたんだけど、
下りで並ばれたら勝てないので、登りで差を付ける作戦だったらしい。
この時点で7人なんだけど、この時の7人目がヌデレバ
野口の後ろには、アレム、そしてラドクリフと続く。
26km地点では、さらにスピードを上げ、先頭2人以下を
大きく引き離す。
27.5km地点から、さらに急激な上り坂になり、
その坂で野口がアレムを引き離す。
その後、2位が入れ替わり立ち代りするんだけど、
30km地点で、4位にヌデレバが上がってきた。
ここで、有りえない光景を目にする。
写真カメラマンが乗っているトラックが、野口の針路妨害。
野口と車の差が50cm位のところまできてた。
もし、アクシデントが起こって、転んだりしたら、
責任とれないだろうに。


32km地点から、ゴールまでずっと下りになるんだけど、
ここでヌデレバラドクリフを抜いて2位に。
気になったのが、野口の走り方。
なぜか、道の真中を走ってるんだよね。
なんで、コーナー突かないんだと、やきもき。
ヌデレバはキチンとコーナー突いてるので、
差が段々詰まってくるので、よけいにね。
2時間6分過ぎに、異変が。
あの、最速の女王ラドクリフが、突然走るのをやめた。
もう一度、2度走ろうとするんだけど、体がついていかず。
額に手を当て、泣き出すラドクリフ
女王のオリンピックは、35km地点で終った。
その後、野口の後ろから、徐々に差を縮めてくるヌデレバ
41km地点で、差が30mしかない。
でも、野口がゴール地点の、パナシナイコスタジアムに入った頃から、
諦めたのか、ヌデレバが追いかけてこない。
で、凄いのが、この2人じゃなくて、3人目のアメリカのカストロ
この人、先頭集団にいなかったよ。
下りで、一気にここまできたらしい。


それにしても、こんかいのマラソン
大変、エキサイティングでした。
普段、マラソンは全然見ないんだけど、これって戦いだったんだね。
ものすごい、戦いを見れて、満足です。
ちなみに、観終わったのは、3時。
当然、次の日、というか今日も仕事ですよ。
ま、なんとかなるでしょ・・・