イノセンス

押井を知る為に、押井になる必要はない。
つまるところ、こういうことか。
外部記憶なしには、話に付いて行く事が困難なストーリーではあるが、
それは、俺のやるべきことじゃない。
ほかの暇人が勝手にやってくれるのを、だた待ってればいい。
ネットに繋がり、他人との接点を持てば持つほど、個を失っていく。
いくつか、感銘を受ける(あるいは受けそうなといった方が適切か)台詞はあれど、
たぶん、明日の朝には忘れている。
ただ、ひとつだけ。
「・・・・・・」
記憶の中の台詞が意識の中に埋没していく。


そういえば、ラストに出てきたトグサの娘。
モリーズ「彼女の想いで」に出てきた女の子にそっくりだ。